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徳田神 より
確かに、男を見ていると、
彼女の存在を忘れたかのように他の女を捜し回っているように見える。
まるで、
古い彼女の欠点を補いたまったストレスを解消するかのごとく。
あるいは、
単なる好奇心と新経験を求めるかのごとく。
しかし、
オマエが求めるのはどういう男か。
よく考えてみるがいい。
オマエは今、
「9割が浮気する」のが男だと思ってしまう。
オマエが望むのは、
「残りの1割に所属する男」だろうか。
それとも
「10割の男が浮気しない世界」だろうか。
オマエが心底願うのは、
「9割が浮気する軽薄な世界で、
たった独りオマエ以外には見向きもしない男」だ。
明らかにオマエより魅力的で、
男にとってオマエよりプラスになる、
オマエが見てもオマエより上の、
それこそ
「10割がそちらを選ぶ級の女」
がいてもオマエを選ぶ、
『ミシン針のような男』だ。
オマエが
「よその女に手を出すな!」と罵(ののし)る時、
同時に、自分をも貶(おとし)めていることに気づかねばなるまい。
彼氏を、そうかき立てさせるものは何か。
女性はどうか。
「あと2年待つ事がそんなにつらかったとはね」
とは、名曲『順子』の一節である。
自宅に台風が近づかない時、
人は「風で家など倒れない」と豪語(ごうご)する。
じっさいに大型台風や集中豪雨が身近でない時だけ、
ひとは「関係ない。自分はチガウ。」と言い切る。
オマエは、かならず「浮気する9割には入らない」のだろうか。
かならず「浮気をしない1割に入る」のだろうか。
完璧な男女とはなんだろう。
「1割の男と1割の女」か。
全人類の10%しかいない『無浮気男』と
『無浮気女』から、
どれほどまでに
魅力のあるオーラが出ているのか見てみたいものだ。
パーフェクトな理想は
「浮気、できるけどしない」
を危(あや)うい橋の上で、
綱渡りのように笑いながら過ごす時間だ。
実は口約束以外にはなんの縛(しば)りもない
恋愛というミラーボールは、
秘密を持つからこそその反射で、
いっしょにいる時はときめきに変わる。
必ずしも疾(やま)しい秘密だけではない。
奥底の見えない人間性も、秘密のひとつだ。
解くべき謎を解こうと思う事こそ、
「好き」の証(あかし)ではないか。
原因はなんであれ、
オマエが幻滅する男など、“その程度だ”と切り捨てて良い。
そしてオマエ自身のヴァリューを上げろ。
「必ず戻るメイン」になるには、
芯(しん)を磨かねばならぬ。
がんばれ。
細かな悩みもさらに受け付ける。
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